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ん、なんとなく・・・
夕べ、朝方。
ダーリンの手が胸に伸びてきた。 んっ、眠いよ~心の中でつぶやく私。 ごめんね、今は辛いかも。 寝たふりするしかないかなぁ・・・・・・・・・ 寝返りをうって、少し身体をずらして。 ダーリンの伸びてきた手は諦めたように宙に浮いていた。 朝は何事もなかった様に「おはよう(^^)」と交わす2人。 でもどこかに引っかかるのよね、そんな朝は。 今日から彼、泊まりだしなぁ。 電車の時間は9時半ね。 子供達を学校に見送って、日本茶とコーヒーを飲みながら、ソファで座ってくつろいでいると。 うん、分かる。 そうだよね、多分今日はそんな気分なんだよね。 15年も連れ添うと、夫のそんな気持ちが伝わってくる。 どちらからともなくハグして、「では、いたしましょう」という流れ。 別段、大きな波の様に激しくのぼりつめる感覚もなく、だからと言って義務でもなく。 春の様な、穏やかで優しい感覚の営み。 これは彼と私だけの満たされた時間。 これからも大切に守っていきたいな。
by hakka-ame
| 2005-05-14 00:24
| 思ふこと
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